HP-200Wの詳細
HP-200Wは、情報機器を多く手掛け、クオリティーやメーカーサポート体制に定評のあるサンメカトロニクス社製のヘッドホンにカモフラージュした小型ビデオカメラです。
フルハイビジョン(1920×1080)画質での撮影が可能な小型ビデオカメラとなっており、Wi-Fi機能を搭載する事で各種設定やライブビューでのアングル調整が無線接続したスマートフォンからリモコン操作で可能となります。
ライブビューが行える事でアングル調整も容易となり、撮り逃しや撮影失敗のリスクを限りなく少なくする事ができるようになります。
撮り直しができない一発勝負で、より確実性を高める為にもWi-Fi機能でのライブビューは貴重な機能と言えます。
バッテリーの駆動時間は約2時間程度となっています。
また、本製品にはMP3プレイヤーが搭載されています。
搭載されているMP3プレイヤーは、カメラから機能的に独立しており別々で使用する事が可能です。
当然、同時に使用する事も可能となっており、約2時間程度の音楽をMP3プレイヤー側に入れておいて、再生しながら動画撮影を行えば、頻繁に時計を気にする事なく経過時間を判断する事もできるようになります。
カメラはヘッドホンを装着した状態で正面を撮影するアングルとなります。
顔を向けた方向を撮影しやすくなる事で、アングルの調整も行いやすい製品となっています。
※現行のスマートフォンにて動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
※無線LAN(Wi-Fi)は2.4Ghz帯のものに限ります。無線LAN(Wi-Fi)規格:IEEE 802.11b/g/n
※録画開始の際などのバイブレーション機能をOFFにする事は出来ません。
※2019年3月追記:Android9.0を搭載された端末において専用アプリ[PV Cam Viewer]が正常に動作しない場合がございます。
詳細につきましては、[メーカーホームページ]をご確認ください。
また、該当のOS以外の製品の動作を保証するものではございません。何卒ご了承ください。
追記:専用アプリ[PV Cam Viewer]のアップデートが行われました。Android9.0搭載端末をご使用の際に動作が出来ない場合は、専用アプリ[PV Cam Viewer]のアップデートをお試しください。
本体正面
本体の右側(ライト側)がカメラ部となっており、反対の左側(レフト側)はMP3プレイヤーです。
カメラは装着をした状態で正面を撮影するアングルとなります。
カメラレンズはf4mm、画角は約52°となっております。
MP3プレイヤーは機能としてはカメラ側から独立していますが、MP3プレイヤー側に入れた音声ファイルは、左右両方から聞く事が出来ます。
※カメラ部の音声をヘッドホンで聞く事は出来ません。
本体カメラ部
本体側面
本体側面の操作部です。
レコーダー電源・RECオンオフボタン、Wi-Fiボタン、リセットボタン、メモリーフォーマットボタン、初期化ボタン、動作指示LED、音声マイクがあります。
電源ボタンは録画のオン・オフも兼ねています。
起動状態で長押しする事で電源オフに出来ます。
Wi-Fiボタンを待機状態で押す事で、起動して通信待機状態(橙LED点滅)となります。
リセットスイッチは本体が動作しなくなった場合などに有効です。
ボタンが効かなくなり動かない場合は、まずは、リセットボタンを押してください。
初期化ボタンは、出荷時の状態まで戻します。
専用アプリで設定した内容が初期化されますので、変更したSSIDの名前やパスワード等が分からなくなった場合などにお使いいただけます。
リセットスイッチは通常の操作中に誤って押さないように非常に小さく設けられています。
その為、先の細いクリップの様な物を使って押してください。
初期化ボタンも誤って押されないよう、5〜6秒ほど長押しをしてください。
動作指示LED
カメラの動作状況は、動作指示LEDの表示パターンを見る事で確認出来ます。
動作指示LED表示パターン
青LED:電源ON時に点灯
赤LED:録画中点灯、メモリー容量小で点滅
橙LED:Wi-Fi接続待機中点滅。Wi-Fi接続完了時点灯
緑LED:充電中点灯、充電完了時消灯。
※動作指示LEDをOFFにする事は出来ません。
本体MP3プレイヤー部
本体側面
MP3プレイヤー部の側面操作部です。
MP3プレイヤー電源・再生&停止ボタン、ファイル戻し・ボリュームUP、ファイル送り・ボリュームDOWNのボタンがあります。
対応する音声ファイルは、[MP3][WAV][AAC]のファイル形式です。
任意のファイルをパソコン経由で入れてください。
MP3プレイヤー側の駆動時間は約60時間です。これはカメラ部の駆動時間ではありませんのでご注意ください。
カメラ部とMP3プレイヤー部は、機能的に独立をしています。その為、別々で使用する事が可能です。
動作指示LED
動作状況は、動作指示LEDの表示パターンを見る事で確認出来ます。
電源ONの状態で、青LED点灯・赤LED点滅となります。
ファイル再生中は、青LED点灯・赤LED点灯となります。
本体底面
本体の側面です。
カメラ側には、microSDカードスロット、microUSB端子があります。
microSDカードは32GBまで対応します。
MP3プレイヤー側には、microUSB端子があります。
それぞれのmicroUSB端子は、データ通信および充電用となります。
充電時間は、それぞれ約2.5時間程度です。
ケーブル接続
付属USBケーブルの接続した状態です。
パソコンにデータを転送する場合や充電を行う際に使用します。
MP3プレイヤーは内蔵メモリ4GBの為、データ転送はパソコンを使用して行う必要があります。
専用スタンド
専用の付属スタンドです。
普段の保管場所として活用したり、室内監視の際のカメラの固定場所として活用する事も出来ます。
収納形態
ヘッドホンアームのジョイント部を内側へ折り曲げてたたむことにより、コンパクトに収納することができます。
パソコン以外での録画データ再生方法
通常では録画データの再生はパソコンでの再生を推奨していますが、スマートフォンやタブレット端末で可能となるカードリーダーを別売しています。
パソコンでの録画データ再生を推奨する事に変わりありませんが、、スマートフォンやタブレット端末しかお持ちない方も対応するカードリーダーを用意する事でお使いいただく事が出来るようになります。
パソコンをお持ちの方でも、設置現場などで素早く録画データの確認が出来る等のメリットがあります。
※ご利用になられるスマートフォンやタブレット端末によって使用可能なカードリーダーは異なります。
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HP-200W主な特徴
Wi-Fi機能で各種設定
本体とスマートフォン等の端末を、Wi-Fiでダイレクトに接続(アドホック通信)することで、専用アプリケーションから各種設定やアングル調整を行うことが可能となっています。
専用アプリケーションを使うことで、より簡単に設定を行う事ができます。
※現行のスマートフォンにて動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
安心の技術基準適合証明 取得済み
Wi-Fi電波は電波法の管理下にあります。
その為、Wi-Fi搭載モデルは基本的に総務省の技術基準適合証明(通称:技適)を取得する事が必要となります。
弊社取扱の[サンメカトロニクス社製品]のWi-Fi搭載モデルは、総務省の技術基準適合証明(通称:技適)を取得しています。
電波法令の技術基準に適合している事を証明されている為、安心してお使いいただく事ができます。
技術基準適合証明 技適マーク
左が取得済み製品、右が未取得の製品です。
技適を取得している製品は、基本的には技適マークが本体部に入っています。
Wi-Fi搭載モデルでも技適を取得していない場合は、技適マークがありません。
安心してお使いいただく意味でも、Wi-Fi搭載モデルは技適を取得している製品を推奨しています。
※写真は別製品のイメージです。
高画質録画に対応
録画解像度は、1920×1080(1080P)、1280×720(720P)、800×480(WVGA)の3段階から選択可能です。
画質を重要視されたい場合は、1080Pが良いですが、画質よりも長期間の録画をメインでお考えの場合は、720PやWVGAを選択してお使いください。
※設定の変更は専用アプリケーションにて行います。
動体検知録画
HP-200Wは、連続録画の他、動きがあった時だけ記録する動体検知録画を搭載しています。
画面に動きがあった時だけ録画を行うので、録画映像を確認する際の手間や、記録メディアの使用容量を軽減することができます。
任意で検知レベル(感度)や検知後の録画時間を設定することが可能です。
※設定の変更は専用アプリケーションにて行います。
タイムスタンプ機能
証拠撮影に使用するには、時間表示が必要不可欠です。
HP-200Wは、パソコンのメモ帳機能を使ったテキストファイルやスマホの専用アプリで、タイムスタンプ(日付時刻)を設定することができます。
パソコンのメモ帳機能を使った設定方法の詳細は、下記のメーカーサイトよりご確認いただけます。
本機は、専用アプリ側でタイムスタンプ機能をオフ(非表示)にすることができます。これまでタイムスタンプがあることで使用できなかった分野でも活躍が期待できます。
バッテリーが無くなっても数日程度はタイムスタンプは保持されていますが、バッテリーの充電を行わないと日時設定が初期状態へと戻ってしまいます。
また、本体の初期化ボタンにて設定を初期化した場合も、日時設定が変わってしまいます。
ご使用の前には、予め設定されている時刻の確認・設定をお薦めいたします。
※写真はイメージです
HP-200Wの録画時間
HP-200Wの録画時間目安です。
1ファイルは10分毎に区切られます。
60分の駆動時間とすると、ファイルが6つできる事となります。ファイルは区切られますが、録画を止めるワケではありません。
- |
1080p / 30fps(Wi-Fiオン) |
1ファイルあたり容量 |
HP-200W |
2時間程度(12GB程度) |
936MB |
※録画時間は目安となります。撮影対象・撮影環境により録画時間は変化することがあります。
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寸法図
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Wi-Fi機能詳細
Wi-Fi機能を使用することで、ライブビューや各種設定、録画のオン・オフなど、様々な操作を行うことが可能となります。
特に従来製品では行う事ができなかったリアルタイムでのライブビューは、細かいアングル調整も可能となり本機の特筆すべき特徴の一つと言えます。
専用アプリケーション[PV Cam Viewer]を使用して各種操作を行います。
※本機のWi-Fi機能はインターネット経由での操作を可能とするものではございません。
本機とスマートフォンを直接通信させるものとなります。(メーカー公表通信距離 約5〜6m)
※お使いの端末のOSによって、表示のされ方が異なります。
※お使いの端末やOSによっては、映像や操作に遅延が出る場合がございます。
専用アプリケーション[PV Cam Viewer]は下記アイコンのリンク先よりダウンロードができます。
iPhone
Android
※スマートフォンやタブレット端末等にて、お使いの端末のOSに合ったアプリケーションをご利用ください。
各種設定メニュー
本体の各種設定メニューになります。
解像度やフレームレート、日時設定など主な項目を設定・変更することが可能です。
パスワードの変更やSSIDの表示設定なども行えます。SSIDを非表示にすることで端末側にデバイスが表示されなくなりますが、接続する場合、手動にてデバイスIDを入力する必要がありますので、ご注意ください。
録画解像度及びフレームレートは本体側では設定できませんので、専用アプリケーションがインストールされたの端末側にて行ってください。
※SSIDを非表示にして本機のデバイスIDを忘れてしまった場合は、設定をリセットする必要があります。
日時設定メニュー
日時の設定メニューです。
本機側でもテキストファイルを使用することで日時変更が可能ですが、専用アプリケーションを使用することで、楽に設定することが可能となりました。
また、表示自体がON/OFFできることで、これまで使用できなかった映像製作の分野などでの活躍も期待できます。
※本機側の設定ではタイムスタンプをOFFにすることができません。
デバイス管理画面
デバイスの管理画面です。
Wi-Fi接続後に確認いただくことで、正常接続を確認することができます。
※端末側(スマートフォン)で本機が認識されていない場合、デバイス管理画面には何も表示されません。また、一度、認識した後に接続を切断した場合、アイコンは残りますが、アイコンの色がグレーに変化し選択できなくなります。
プレビューモード
プレビューモードでは標準録画モード(連続録画)や動体検知録画モードの選択、セットアップ項目で上書き機能のON・OFF、静止画キャプチャーなどが可能です。
画面の内の[REC]をタッチすることで録画スタートとなります。
※ライブビューや操作レスポンスなど、確認する端末によって、見え方が異なる場合があります。
各種データの確認・バックアップ
スマートフォンなどを使って記録データを確認することが可能です。
確認したいデータを選択してダウンロードを行ってください。ダウンロードされた動画はバックアップに表示されます。
バックアップに表示されたデータをスマートフォン側に落とすには、さらにセーブ作業が必要となります。
※スマートフォンの機種によっては[セーブする]項目が表示されない場合があります。
その場合はダウンロードされた段階でスマートフォン側に保存されています。
※データをセーブする際、本機側で任意の保存先を選択することはできません。
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