MTC-HE04IPの詳細
MTC-HE04IPは、200万画素のCMOSを搭載した高画質簡易IPカメラ(ネットワークカメラ)です。
DDNSや固定IPなど面倒な設定等は不要でお使いいただける簡易的な製品ですが、フルHD録画に対応・動体検知機能搭載・microSDカード他、NASやパソコンへの記録も可能、非常に能力の高い製品です。
遠隔監視や設定を行う為のソフトおよびアプリケーションは、PC用とスマートフォン用が用意されています。
搭載レンズは、f2.8mmの固定焦点レンズを採用。一般的なレンズでは画角が約60°前後が多く、希望の場所を映す場合に複数台の設置を検討する必要もありましたが、本機種では画角約140°と非常に広角仕様となっているので、1台でより広い範囲がカバーできるようになりました。
また、広角なればなるほど撮影範囲は広がりますが、対象まで離れた状態だと被写体が小さく映り、思ったような記録が残せない場合もありましたが、本機種では200万画素フルハイビジョンの高画質録画が可能となりましたので、広角レンズによる撮影のデメリットを最小限に抑えています。
また、PC用のソフトでは1台のPCで最大36台まで管理することが可能となりますので、各支店に取り付けた映像を本部で一括で監視するなどの事も可能となります。
※無線LAN(Wi-Fi)は2.4Ghz帯のものに限ります。
本体前面
本体の前面には、カメラレンズ、赤外線LED、明るさセンサー(CDSセンサー)があります。
音声マイクは本体下側に設けられています。
カメラレンズには、f2.8mm(F1.8)の固定焦点レンズを採用。画角約140°の広角仕様となっています。
明るさセンサー(CDSセンサー)が暗がりを判断して夜間モードに切替ます。夜間モードの際にはモノクロに切替、赤外線を照射いたします。
※赤外線照射機能を使用される際は、赤外線LED自体は赤く光ります。
本体側面
本体の側面には、WPSボタン、リセットボタン、SDカードランプ、電源ランプ、イーサネットランプがあります。
WPS機能が搭載された無線ルーターと本機を接続する場合はWPSボタンをご利用いただけます。
設定を初期化する場合や本体がフリーズした場合は、リセットボタンをご利用ください。
(設定初期化:3秒以上長押し)
その他、各種LEDによって、機器の状態を知ることができます。
本体背面
本体の背面には、電源入力端子、スピーカー、LANポートがあります。
スピーカー搭載により、音声の双方向通信や警報機能を使用することができます。
本体上面
本体の上面にはmicroSDカードスロットがあります。
使用できるカードは、最大で64GBまで対応。
高画質で長時間録画を行い場合は、できるだけ大きめのカードで利用してください。
※microSDカードはCLASS10以上を推奨いたします。
本体底面
本体の底面です。
コインスリットにコインを差し込み、金具を回転させて取り外した後、金具を固定してそこに本体を取り付けます。
壁掛け・天井付け用ネジ穴を利用する場合は、ネジを設置面に打ち込んだ後、壁掛け・天井付け用ネジ穴をネジに掛けて設置します。
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MTC-HE04IPの主な特徴
インターネットによるカメラへの簡単アクセス
PC用ソフトやスマートフォン用アプリを使用する事で、簡単に遠隔地からカメラ映像の確認や設定などを行う事ができます。
Wi-Fi対応
WI-Fi対応の無線ルーターであれば、有線で接続する事なく使用することが可能です。
設定画面よりWi-Fi検索機能を使用すれば、自動的に使用可能なアクセスポイントを表示する事もできます。
赤外線照射機能
本体内蔵の赤外線LEDによる照射機能を搭載しています。
人の肉眼では見えない赤外線光を照射する事で、暗くて撮影が出来なかった場所でも撮影を行う事が可能となっています。
赤外線の照射距離は約10m程度です。
使用環境にもよりますが、概ね約半分の5m程度を目安にお考えいただくと安心です。
※赤外線撮影時は、モノクロ映像となります。
※写真はイメージです。
動体検知録画およびスケージュール録画が可能
録画方法には、連続録画の他、動体検知録画機能とスケージュール録画機能を搭載。
動体検知録画は検知後30秒録画の固定となります。
面倒な設定不要・DDNSや固定IPも不要
小難しい設定は必要なく簡単な設定で使用可能な上、DDNSや固定IPなども不要ですので、コストパフォーマンスが非常に高いです。
36台までのカメラ映像をPC1台で管理可能
PC1台で36台まで管理が可能となりますので、各支店に取り付けた映像を本部のPCで一括監視なども可能です。
※1カメラあたりのユーザー同時アクセス数ではございません。1カメラの同時アクセス数は8人までとなります。
音声双方向通信が可能
音声マイクとスピーカーを搭載する事で、トランシーバーのように音声の双方向通信が可能となります。
※スマートフォン用アプリにて対応。ご利用端末によっては対応しない場合がございます。
警報機能
スピーカーから警報音を出す事が可能です。
任意のタイミングで鳴らす事が出来るので、不審な人物を見かけた際に自身で鳴らす事が可能です。
メール送信機能
反応があった際に、任意のメールアドレスにメールにて知らせを送ることが可能です。
※誤動作によるメール送信が行われる場合がございます。
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寸法図
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スマートフォン版アプリ詳細
対応するスマートフォンやタブレット端末を使用してリアルタイムでのライブ映像の確認、カメラ設定、録画データの確認等を行う事が可能です。
アプリケーションは無料で公開されているので、安心してお使いいただく事が可能です。
※お使いになる機種により利用できる機能が異なる場合がございます。
mCamView
専用アプリケーション[mCamView2]は下記アイコンのリンク先よりダウンロードができます。
iPhone
Android
※スマートフォンやタブレット端末等にて、お使いの端末のOSに合ったアプリケーションをご利用ください。
ライブ映像
リアルタイムでのライブ映像の確認が可能です。
ライブ映像を見ている時に録画ボタンを押す事で確認しているスマートフォンやタブレット端末に録画映像を残す事が可能です。
カメラボタンは静止画保存です。静止画はJPEGデータとして写真フォルダに保存されます。
スピーカーアラームボタンを押す事で、本体のスピーカーからアラーム音を出す事ができます。
マイクボタンを押すと本体のスピーカーからスマートフォン側の音声が聞こえます。
音声はマイクボタンを押す毎にトランシーバーのように切り替わります。ご利用端末によっては対応しない場合がございます。
メインメニュー
アプリケーションを立ち上げて接続しているカメラを選択すると、メインメニューが出ます。
左から、各種録画データの再生、スマートフォンやタブレット端末へ録画をしたデータの再生、スケジュール作成、各種設定となっています。
録画検索
録画データの再生では、SDカードへ録画したデータの再生の他、タイムラプス録画、クラウド(DropBox)やNASを利用した録画データの再生を行えます。
各種設定
各種設定では、パスワードの変更、ストリーム設定、ビデオ設定、カメラ設定が可能です。
特にビデオ設定とカメラ設定は、画質設定や上下反転機能(ビデオクリップ)、各種録画設定やスケジュールなど、設定できる項目が多岐にわたりますので、設置環境や好みに合わせた設定を行えます。
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PC版アプリ詳細
PC版のアプリケーション[Cam View]を使用してリアルタイムでのライブ映像の確認、カメラ設定、録画データの確認等を行う事が可能です。
アプリケーションは付属のCD-ROMよりインストールを行ってください。
※お使いになる機種により利用できる機能が異なる場合がございます。
ライブ映像
遠隔地からリアルタイムでライブ映像を確認いただけます。
カメラ表示は最大で36台まで同時表示が可能です。複数拠点がある場合や同じ店舗でも複数台のカメラを設置している場合でも安心です。
カメラ登録やカメラ追加が簡単に行え、ローカルエリアで接続されている場合にはオートサーチにて自動でカメラが表示されます。
遠隔側からでもカメラリストへカメラIDとパスワードを登録する事で簡単に設定が可能となります。
WEB構成の設定
オートサーチ上にカメラ番号がある場合に(ローカルエリア内に設置)WEB構成の設定が可能です。
遠隔側からは設定できないネットワーク設定や管理者設定の他、通常のカメラ設定等も行えます。
録画データ再生
一緒にインストールされる再生アプリケーション[Cam Play]を使用する事で、[Cam View]にて録画したデータや、NASやクラウド(DropBox)に録画データを再生することができます。
また任意の時間帯のデータをAVI形式に変換→保存する事もできます。
※SDカードへ録画されたデータは、[Cam View]上にて再生します。
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