RE-20IPの詳細
RE-20IPは、情報機器を多く手掛け、クオリティやメーカーサポート体制に定評のあるサンメカトロニクス社製のIP機能搭載スマートフォン充電スタンド型カモフラージュ防犯カメラです。
昨今のスマートフォンの普及を考えれば、自宅、オフィス、事務所など、室内に置かれていても何ら違和感がありません。高い偽装性能により、より室内にマッチした外観となります。
録画解像度は最大1920×1080(1080P)のフルHD(フルハイビジョン)画質に対応し、高解像度録画を実現しています。
記録媒体にはmicro SDカードを採用。最大32GBまで対応。
本機種は、対応する[5/5s、6/6s、7]のモデルであれば、実際にスマートフォンの充電を行う事も可能です。
実際に充電まで行える事で、より偽装性を高める事が可能となりました。
ネットワークを使用したIP機能、高画質録画の他、対応するスマートフォンであれば実際に充電可能と、室内の監視に特化した秘匿性の高いカメラとなっています。
また、同じIP機能を搭載した偽装カメラには、置き時計型の[RE-17IP]やACアダプター型の[RE-12IP]がございます。
設置環境などで最適なカメラ選択が変わりますので、状況を確認の上、お選びください。
状況にマッチした製品であればあるほど、より精巧な偽装性能を発揮する事が可能となります。
※スマートフォンは付属しておりません。写真はイメージです。
※駆動方式はACアダプターのみとなります。バッテリーは搭載されておりません。
※IP機能を使用するには、Wi-Fiルーター(無線ルーター)が必須です。
※現行のスマートフォンにて動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
※設定の変更を行う際は、対応しているスマートフォンにて専用アプリケーションをお使いいただく必要がございます。
※無線LAN(Wi-Fi)は2.4Ghz帯のものに限ります。無線LAN(Wi-Fi)規格:IEEE 802.11b/g/n
※スマートフォンにケースを取り付けている場合、ケースによっては物理的に接続ができず充電できない場合がございます。その為、ケースを取り付けての充電はお止めください。
※充電可能となるスマートフォンは、5/5s、6/6s、7となります。7 plusなどの大型サイズの物は、通常よりも充電コネクタに負荷が掛かりますので、弊社ではお薦めしておりません。
※スマートフォンの充電機能に関しては、今後のOSアップデートにより充電が出来なくなる場合がございます。
2017年5月現在 OS 10.3.2まで確認済。
本体前面
RE-20IPの正面には、カメラレンズ、スマートフォン充電用のコネクタが搭載されています。
カメラレンズには、f3.64mmのピンホールレンズを採用。
画角は約62度となっています。
マイクも搭載されておりますが、表面からは確認する事ができない内蔵タイプとなります。
※周囲の音がうるさい場所やカメラから遠く離れてしまう場所、対象となる音が小さい場合などは、音が聞き取れない場合がございます。
本体背面
RE-20IPの背面には、操作パネルのフタ、DC5V電源アダプターの入力部があります。
電源には付属のACアダプターをご利用ください。
本体背面フタ内部
micro SDカードスロットとmicro USB端子です。
micro SDカードは、最大32GBまで対応。micro USB端子はパソコンへのデータ転送の際にお使いいただけます。
本体上面
電源ボタン、初期化ボタン、録画モード切替スイッチ、Wi-Fi切替スイッチです。
設定をリセットする際には電源が入っている状態で初期化ボタンを7秒ほど押してください。
動作指示LED
動作状況は、動作指示LEDの表示パターンを見る事で確認出来ます。
表示パターンは以下の通りです。
青LED 点灯:電源オン
赤LED 点灯:録画中
赤LED 点滅:メモリ容量少
橙LED 点滅:Wi-Fi未接続
橙LED 点灯:Wi-Fi接続中
緑LED 点灯:IPモード作動中
※写真の表示状態はイメージです。
本体底面QRコード
本体の底面にはQRコードがあります。
QRコード部には本体の機体番号や認識コードの情報があります。
手動入力も可能となるように、文字でも記載されています。
※専用のQRコードや、機体番号及び認識コードが不明となった場合は、本体を専用アプリケーションに登録する事が出来ません。
※再発行には製品をお預かりする必要がございます。その場合は、納期にお時間を頂戴いたします。また、その際の費用は有償となります。
※再発行は認識コードのみとなります。QRコードは再発行いたしません。紛失には充分お気をつけください。
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RE-20IP各種機能
IP機能による遠隔監視
IP機能を設定する事で、遠隔地からスマートフォン等の端末上でライブ映像を確認する事が可能となります。
カモフラージュされた外観にIP機能が搭載された事で、より利用用途の幅が広がりました。
※IP機能を使用するには、Wi-Fiルーター(無線ルーター)が必須です。
Wi-Fi機能で各種設定
本体とスマートフォン等の端末を、Wi-Fiでダイレクトに接続(アドホック通信)する事で、専用アプリケーションから各種設定を行う事が可能となっています。
専用アプリケーションを使う事で、より簡単に設定を行う事が出来ます。
※現行のスマートフォンにて動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
高画質録画に対応
録画解像度は、1920×1080(1080P)、1280×720(720P)、800×480(WVGA)の3段階から選択可能です。
画質を重要視されたい場合は、1080Pが良いですが、画質よりも長期間の録画をメインでお考えの場合は、720PやWVGAを選択してお使いください。
動体検知録画
RE-20IPは、連続録画の他、動きがあった時だけ記録する動体検知録画を搭載しています。
画面に動きがあった時だけ録画を行うので、録画映像を確認する際の手間や、記録メディアの使用容量を軽減する事ができます。
任意で検知レベル(感度)や検知後の録画時間を設定する事が可能です。
※設定の変更は専用アプリケーションにて行います。
タイムスタンプ設定
RE-20IPは、証拠に必要不可欠なタイムスタンプを設定する事が可能です。
タイムスタンプは、その時刻を専用アプリケーションもしくはテキストファイルを使った方法にて設定を行う事が可能です。
任意でOFFにする事も出来ます。
※専用アプリケーションを使用した設定方法を推奨しております。
※タイムスタンプをOFFにする場合は、専用アプリケーションにて設定してください。
※画面右上に本体の機体番号が入ります。機体番号をOFFにする事は出来ません。
RE-20IPのサンプル動画
室内のサンプル動画
従来の製品よりも高精細で高圧縮な映像を記録する事が可能です。
サンプル動画は、フルHD(1080P)・30fpsにて録画しています。
※画像アップロードの際、圧縮により画像が劣化しております。
※画像は[RE-17IP]のものです。
室内のサンプル画像
動画データの中から画像をキャプチャーしております。
より高精細な画像データである事が分かります。
※リアルタイムでの静止画キャプチャーではなく、動画データからのキャプチャー画像です。
※画像は[RE-17IP]のものです。
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寸法図
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Wi-Fi機能詳細
Wi-Fi機能を使用する事で、ライブビューや各種設定、録画のオン・オフなど、様々な操作を行う事が可能となります。
リアルタイムでのライブビューを行える事で、細かいアングル調整も可能となります。
各種操作・設定は、専用アプリケーション[PV Cam Viewer]を使用して行います。
※本機のWi-Fi機能はインターネット経由での操作を可能とするものではございません。
本機とスマートフォンを直接通信させるものとなります。(メーカー公表通信距離 約5〜6m)
インターネット経由での操作を行う場合は、IP機能をご利用ください。
※お使いの端末のOSによって、表示のされ方が異なります。
※お使いの端末やOS、通信環境によっては、映像や操作に遅延が出る場合がございます。
専用アプリケーション[PV Cam Viewer]は下記アイコンのリンク先よりダウンロードが出来ます。
iPhone
Android
※スマートフォンやタブレット端末等にて、お使いの端末のOSに合ったアプリケーションをご利用ください。
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各種設定メニュー
本体の各種設定メニューになります。
解像度やフレームレート、日時設定など、主な項目を設定・変更する事が可能です。
録画解像度及びフレームレートは本体側では設定できませんので、専用アプリケーションがインストールされた端末側にて行ってください。
※本機種ではSSIDを非表示にする事は出来ません。
※SSIDのパスワードを変更して忘れてしまった場合は、設定をリセットする必要があります。
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日時設定メニュー
日時の設定メニューです。
本機側でもテキストファイルを使用する事で日時変更が可能ですが、専用アプリケーションを使用する事で、楽に設定する事が可能となりました。
また、表示自体をOFFにする事も可能となっています。
※本機側の設定ではタイムスタンプをOFFにする事はできません。
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デバイス管理画面
デバイスの管理画面です。
Wi-Fi接続後にデバイス管理画面にて本体の機体番号の登録やIPモードの設定を行う事が出来ます。
本体の機体番号の登録を行っていない場合は、デバイスが表示されていませんので、まず登録から行ってください。
※端末側(スマートフォン)で本機が認識されていない場合、アイコンの色がグレーに変化し選択できなくなります。
QRコードスキャン画面
QRコードにて機体番号を登録する場合は、デバイス管理画面右上の[+]をタッチしてください。
画像のようなスキャン画面が立ち上がり、QRコードにて登録を行う事が可能です。
手動にて入力を行う場合は、スキャン画面右上をタッチして行ってください。
QRコード及び機体番号や認識コードは、本体添付のシールに記載されています。
※専用のQRコードや、機体番号及び認識コードが不明となった場合は、本体を専用アプリケーションに登録する事ができません。
※再発行には製品をお預かりする必要がございます。その場合は、納期にお時間を頂戴いたします。
また、その際の費用は有償となります。
※再発行は認識コードのみとなります。QRコードは再発行いたしません。紛失には充分お気をつけください。
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プレビューモード
プレビューモードでは標準録画モード(連続録画)や動体検知録画モードの選択、セットアップ項目で上書き機能のON・OFF、静止画キャプチャーなどが可能です。
画面の内の[REC]をタッチする事で録画スタートとなります。
※ライブビューや操作レスポンスなど、確認する端末によって、見え方が異なる場合があります。
※画面左にあるスピーカーアイコンをONにする事で音声を聞く事ができます。
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各種データの確認・バックアップ
スマートフォンなどの端末を使って記録データを確認する事が可能です。
確認したいデータを選択してダウンロードを行ってください。ダウンロードされた動画はバックアップに表示されます。
バックアップに表示されたデータをスマートフォン等の端末側に落とすには、さらにセーブ作業が必要となります。
ご利用端末(スマートフォンなどの端末)により異なりますが、1ファイル10分231MBのデータをダウンロードするのに、約4〜5分前後掛かります。
※ご利用になる端末や通信環境によりダウンロード時間は大きく異なる場合がございます。ご注意ください。
※端末(スマートフォン等)の機種によっては[セーブする]項目が表示されない場合があります。
その場合はダウンロードされた段階で端末側に保存されています。
※データをセーブする際、本機側で任意の保存先を選択する事は出来ません。
※IPモード時はデータのダウンロードを行う事は出来ません
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IP機能詳細
IP機能では、無線LANルーター(Wi-Fiルーター)の設定を行う事で、遠隔地からインターネットを介してリアルタイムで映像を見る事が可能となります。
一般的なIPカメラ(WEBカメラ)は、目立つ外観が多い為、偽装タイプ且つ遠隔監視が可能な部分は、本機種の特筆すべき特徴の一つと言えます。
遠隔監視の設定は、Wi-Fi機能と同様、専用アプリケーション[PV Cam Viewer]を使用して各種操作を行います。
※IP機能を使用するには、Wi-Fiルーター(無線ルーター)が必須です。
※お使いの端末によって、表示のされ方が異なります。
※お使いの端末やOS、インターネット環境などの影響により、映像や操作に遅延が出る場合がございます。
※IP機能起動中は、動画のダウンロード、デバイスのWi-Fiパスワードの変更、日時同期、メモリーカード初期化、システム初期化を行う事は出来ません。
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IP機能設定方法
デバイス管理画面
Wi-Fi機能にて本機とご利用端末(スマートフォンなど)を接続後、画面右にあるマークをタッチして設定を進めていきます。
デバイスがオンラインでない場合や、デバイス管理画面に何も表示されていない場合は、設定を行う事が出来ません。
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セットアップ画面
Wi-Fi設定をタッチする事で、Wi-Fi設定画面に行く事が出来ます。
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Wi-Fi設定画面
[Internet Wi-Fi]の項目をONにします。
その後、[SSID]の項目でお使いになる無線LANルーター(Wi-Fiルーター)を選択する事が出来ます。
ディスプレーパスワードをONにして、SSIDパスワードを入力してください。ディスプレーパスワードをONにすれば、パスワード入力時に入力内容が画面に表示されるので便利です。
最後に画面右上の保存をタッチします。保存をタッチすると、自動で再起動が始まり、完全に起動したら設定完了です。(IP機能使用時、緑LED点灯)
録画方法、各種設定方法は、Wi-Fi機能使用時と同じです。
※再起動終了まで、約数十秒掛かります。再起動中は電源を切らないでください。
※IP機能設定後は、電源をOFFにて再度立ち上げた際、自動でIP接続を行います。
※インターネット設定をOFFにしたい場合は、同一のWi-Fiエリア内(IP機能を設定した無線ルーター)にて、Wi-Fi設定画面で[Internet Wi-Fi]をOFFにして保存するか、本体背面のデフォルトボタンをご利用いただく必要がございます。同一Wi-Fiエリア内にて操作を行う場合は、IP機能設定に使用した無線LANルーター(Wi-Fiルーター)とご利用端末をWi-Fi接続してください。
「インターネットはサポートしません」の文言が出た場合は、アプリケーションを再立ち上げして、同じ操作をお試しください。
遠隔地からインターネット設定をOFFにする事は出来ません。設定を行う際は、必ず同一のWi-Fiエリア内にて作業を行ってください。
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