RE-17IPの詳細
RE-17IPは、情報機器を多く手掛け、クオリティやメーカーサポート体制に定評のあるサンメカトロニクス社製のIP機能搭載デジタルクロック型ビデオカメラです。
録画解像度は最大1920×1080(1080P)のフルHD(フルハイビジョン)画質に対応。高解像度を実現しています。
記録媒体にはmicroSDカードを採用し、最大32GBまで対応。高解像度になるにつれ1ファイルあたりのデータ容量も大きくなりがちですが、本機種は1ファイルあたり最大232MB程度と、ファイル容量を抑えながら高画質を実現しています。
ネットワークを使用したIP機能や高画質録画、赤外線照射機能による暗所撮影と、従来品よりも基本スペックの高い製品に仕上がりました。
室内の監視に特化した秘匿性の高いカメラとなっています。
※駆動方式はACアダプターのみとなります。バッテリーは搭載されておりません。
※IP機能を使用するには、Wi-Fiルーター(無線ルーター)が必須です。
※現行のスマートフォンにて動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
※設定の変更を行う際は、対応しているスマートフォンにて専用アプリケーションをお使いいただく必要がございます。
※無線LAN(Wi-Fi)は2.4Ghz帯のものに限ります。無線LAN(Wi-Fi)規格:IEEE 802.11b/g/n
本体前面
RE-17IPは、本体を正面から見て、左側にカメラレンズ・右側に赤外線LEDが搭載されています。
レンズ部にはおよそ3mmサイズ程度のf4.3mmピンホールレンズを採用。
赤外線LEDを搭載する事で暗所撮影にも対応しています。赤外線光は人の目には見えない光ですので、撮影対象に気付かれにくい暗所撮影を可能にします。
※赤外線照射機能を使用される際は、赤外線LED自体は赤く光ります。
カメラレンズ部
RE-17IPのカメラレンズ部です。
レンズは文字の中に紛れ目立ちにくいよう設計されています。
その為、より秘匿性高く設置する事が可能です。
※商品の秘匿性の為、写真では文字部分を隠してあります。
※実際の製品は、文字の中にレンズが搭載されています。
本体背面
RE-17IPの背面です。
背面には電源入力・音声マイク・CDSセンサー(光センサー)・操作部を隠す蓋が搭載されています。
CDSセンサー(光センサー)が暗さを感知すると、本体前面の赤外線LEDより赤外線光が照射される仕組みとなっています。
本体背面フタ内部
RE-17IPの背面フタを外すと、各種操作部が現れます。
内部には、microSDカードスロット、IPモードON・OFFスイッチ、赤外線投光ON・OFFスイッチ、録画切替スイッチ、動作確認用の各種LED、デフォルトボタンがあります。
microSDカードは最大32GBまで対応。録画解像度1080Pで約27時間の録画が可能となっています。
※録画中のファイル容量に変動がなく、1ファイルあたりが最大値の232MBとなった場合は、約20〜21時間ほどで32GBが埋まる場合がございます。
※本体がフリーズした際や、IPモードからWi-Fiモードへ戻す際にもデフォルトスイッチは使用します。
本体上面
RE-17IPの上面には、時計合わせのボタン等が搭載されています。
実際の時間とのズレが生じてしまっては高い秘匿性も失われてしまいます。
こまめな時刻の確認と設定を行ってください。
時刻は12H表記と24H表記が選択可能。
12H表記を選択した場合は、液晶パネル部に[P]のマークが現れます。
本体底面
RE-17IPの底面には、電池格納部、液晶パネル時計リセットボタン、QRコードがあります。
電池は単4電池を2本使用します。
この電池は時計を動作させるものです。本体のカメラ動作を行うものではありません。
ご注意ください。
同様に底面に搭載されているリセットボタンは、時計をリセットする為のものとなります。
本体動作に関するリセットは本体背面に搭載されているデフォルトボタンをご利用ください。
時計リセットボタンを押す事で、時計時刻は、12H表記の12時に戻ります。
QRコード部には、本体の機体番号や認識コードの情報があります。手動入力も可能になるよう、文字でも記載されています。
※専用のQRコードや、機体番号及び認識コードが不明となった場合は、本体を専用アプリケーションに登録する事ができません。
※再発行には製品をお預かりする必要がございます。その場合は、納期にお時間を頂戴いたします。
また、その際の費用は有償となります。
※再発行は認識コードのみとなります。QRコードは再発行いたしません。紛失には充分お気をつけください。
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RE-17IP各種機能
IP機能による遠隔監視
IP機能を設定する事で、遠隔地からスマートフォン等の端末上でライブ映像を確認する事が可能となります。
カモフラージュされた外観にIP機能が搭載された事で、より利用用途の幅が広がりました。
※IP機能を使用するには、Wi-Fiルーター(無線ルーター)が必須です。
Wi-Fi機能で各種設定
本体とスマートフォン等の端末を、Wi-Fiでダイレクトに接続(アドホック通信)する事で、専用アプリケーションから各種設定を行う事が可能となっています。
専用アプリケーションを使う事で、より簡単に設定を行う事が出来ます。
※現行のスマートフォンにて動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
高画質録画に対応
録画解像度は、1920×1080(1080P)、1280×720(720P)、800×480(WVGA)の3段階から選択可能です。
画質を重要視されたい場合は、1080Pが良いですが、画質よりも長期間の録画をメインでお考えの場合は、720PやWVGAを選択してお使いください。
赤外線照射機能
本体内蔵の赤外線LEDによる照射機能を搭載しています。
人の肉眼では見えない赤外線光を照射する事で、暗くて撮影が出来なかった場所でも撮影を行う事が可能となっています。
赤外線の照射距離は約2〜3m程度です。
本体に搭載された切替スイッチにより、任意でON・OFFする事も可能です。
※センサー切替時の際は、[カチッ]と音がします。
※赤外線撮影時は、モノクロ映像となります。
※写真は同一レベルの赤外線照射機能を搭載していた前モデル【RE-17FHD】のものです。
動体検知録画
RE-17IPは、連続録画の他、動きがあった時だけ記録する動体検知録画を搭載しています。
画面に動きがあった時だけ録画が行うので、録画映像を確認する際の手間や、記録メディアの使用容量を軽減する事ができます。
任意で検知レベル(感度)や検知後の録画時間を設定する事が可能です。
※設定の変更は専用アプリケーションにて行います。
タイムスタンプ設定
RE-17IPは、証拠に必要不可欠なタイムスタンプを設定する事が可能です。
タイムスタンプは、その時刻を専用アプリケーションもしくはテキストファイルを使った方法にて設定を行う事が可能です。
任意でOFFにする事も出来ます。
※専用アプリケーションを使用した設定方法を推奨しております。
※タイムスタンプをOFFにする場合は、専用アプリケーションにて設定してください。
※画面右上に本体の機体番号が入ります。機体番号をOFFにする事は出来ません。
RE-17IPのサンプル動画
室内のサンプル動画
従来の製品よりも高精細で高圧縮な映像を記録する事が可能です。
サンプル動画は、フルHD(1080P)・30fpsにて録画しています。
※画像アップロードの際、圧縮により画像が劣化しております。
室内のサンプル画像
動画データの中から画像をキャプチャーしております。
より高精細な画像データである事が分かります。
※リアルタイムでの静止画キャプチャーではなく、動画データからのキャプチャー画像です。
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RE-17IPの録画時間実測値
RE-17IPの録画時間目安です。
microSDカード16GBもしくは、32GBの場合となります。
- |
microSDカード16GB使用 |
microSDカード32GB使用 |
RE-17IP(録画解像度1080P・30FPS) |
15時間40分 |
27時間40分 |
※録画時間は目安となります。撮影対象・撮影環境により録画時間は変化する事があります。
※テスト環境下では、赤外線照射機能はOFFになっています。
※テスト環境下では、1ファイルあたりの容量が変動しております。ファイル容量に変動がなく1ファイル232MBとなった場合は、microSDカード16GBの場合は約10時間ほどになる場合がございます。
※通常録画の場合は、1ファイルは10分となります。
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寸法図
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Wi-Fi機能詳細
Wi-Fi機能を使用する事で、ライブビューや各種設定、録画のオン・オフなど、様々な操作を行う事が可能となります。
リアルタイムでのライブビューを行える事で、細かいアングル調整も可能となります。
各種操作・設定は、専用アプリケーション[PV Cam Viewer]を使用して行います。
※本機のWi-Fi機能はインターネット経由での操作を可能とするものではございません。
本機とスマートフォンを直接通信させるものとなります。(メーカー公表通信距離 約5〜6m)
インターネット経由での操作を行う場合は、IP機能をご利用ください。
※お使いの端末のOSによって、表示のされ方が異なります。
※お使いの端末やOS、通信環境によっては、映像や操作に遅延が出る場合がございます。
専用アプリケーション[PV Cam Viewer]は下記アイコンのリンク先よりダウンロードが出来ます。
Android
※スマートフォンやタブレット端末等にて、お使いの端末のOSに合ったアプリケーションをご利用ください。
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各種設定メニュー
本体の各種設定メニューになります。
解像度やフレームレート、日時設定など、主な項目を設定・変更する事が可能です。
録画解像度及びフレームレートは本体側では設定できませんので、専用アプリケーションがインストールされた端末側にて行ってください。
※本機種ではSSIDを非表示にする事は出来ません。
※SSIDのパスワードを変更して忘れてしまった場合は、設定をリセットする必要があります。
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日時設定メニュー
日時の設定メニューです。
本機側でもテキストファイルを使用する事で日時変更が可能ですが、専用アプリケーションを使用する事で、楽に設定する事が可能となりました。
また、表示自体をOFFにする事も可能となっています。
※本機側の設定ではタイムスタンプをOFFにする事はできません。
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デバイス管理画面
デバイスの管理画面です。
Wi-Fi接続後にデバイス管理画面にて本体の機体番号の登録やIPモードの設定を行う事が出来ます。
本体の機体番号の登録を行っていない場合は、デバイスが表示されていませんので、まず登録から行ってください。
※端末側(スマートフォン)で本機が認識されていない場合、アイコンの色がグレーに変化し選択できなくなります。
QRコードスキャン画面
QRコードにて機体番号を登録する場合は、デバイス管理画面右上の[+]をタッチしてください。
画像のようなスキャン画面が立ち上がり、QRコードにて登録を行う事が可能です。
手動にて入力を行う場合は、スキャン画面右上をタッチして行ってください。
QRコード及び機体番号や認識コードは、本体添付のシールに記載されています。
※専用のQRコードや、機体番号及び認識コードが不明となった場合は、本体を専用アプリケーションに登録する事ができません。
※再発行には製品をお預かりする必要がございます。その場合は、納期にお時間を頂戴いたします。
また、その際の費用は有償となります。
※再発行は認識コードのみとなります。QRコードは再発行いたしません。紛失には充分お気をつけください。
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プレビューモード
プレビューモードでは標準録画モード(連続録画)や動体検知録画モードの選択、セットアップ項目で上書き機能のON・OFF、静止画キャプチャーなどが可能です。
画面の内の[REC]をタッチする事で録画スタートとなります。
※ライブビューや操作レスポンスなど、確認する端末によって、見え方が異なる場合があります。
※画面左にあるスピーカーアイコンは本機では使用しません。
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各種データの確認・バックアップ
スマートフォンなどの端末を使って記録データを確認する事が可能です。
確認したいデータを選択してダウンロードを行ってください。ダウンロードされた動画はバックアップに表示されます。
バックアップに表示されたデータをスマートフォン等の端末側に落とすには、さらにセーブ作業が必要となります。
ご利用端末(スマートフォンなどの端末)により異なりますが、1ファイル10分231MBのデータをダウンロードするのに、約4〜5分前後掛かります。
※ご利用になる端末や通信環境によりダウンロード時間は大きく異なる場合がございます。ご注意ください。
※端末(スマートフォン等)の機種によっては[セーブする]項目が表示されない場合があります。
その場合はダウンロードされた段階で端末側に保存されています。
※データをセーブする際、本機側で任意の保存先を選択する事は出来ません。
※IPモード時はデータのダウンロードを行う事は出来ません
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IP機能詳細
IP機能では、無線LANルーター(Wi-Fiルーター)の設定を行う事で、遠隔地からインターネットを介してリアルタイムで映像を見る事が可能となります。
一般的なIPカメラ(WEBカメラ)は、目立つ外観が多い為、偽装タイプ且つ遠隔監視が可能な部分は、本機種の特筆すべき特徴の一つと言えます。
遠隔監視の設定は、Wi-Fi機能と同様、専用アプリケーション[PV Cam Viewer]を使用して各種操作を行います。
※IP機能を使用するには、Wi-Fiルーター(無線ルーター)が必須です。
※お使いの端末によって、表示のされ方が異なります。
※お使いの端末やOS、インターネット環境などの影響により、映像や操作に遅延が出る場合がございます。
※IP機能起動中は、動画のダウンロード、デバイスのWi-Fiパスワードの変更、日時同期、メモリーカード初期化、システム初期化を行う事は出来ません。
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IP機能設定方法
デバイス管理画面
Wi-Fi機能にて本機とご利用端末(スマートフォンなど)を接続後、画面右にあるマークをタッチして設定を進めていきます。
デバイスがオンラインでない場合や、デバイス管理画面に何も表示されていない場合は、設定を行う事が出来ません。
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セットアップ画面
Wi-Fi設定をタッチする事で、Wi-Fi設定画面に行く事が出来ます。
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Wi-Fi設定画面
[Internet Wi-Fi]の項目をONにします。
その後、[SSID]の項目でお使いになる無線LANルーター(Wi-Fiルーター)を選択する事が出来ます。
ディスプレーパスワードをONにして、SSIDパスワードを入力してください。ディスプレーパスワードをONにすれば、パスワード入力時に入力内容が画面に表示されるので便利です。
最後に画面右上の保存をタッチします。保存をタッチすると、自動で再起動が始まり、完全に起動したら設定完了です。(IP機能使用時、黄緑LED点灯)
録画方法、各種設定方法は、Wi-Fi機能使用時と同じです。
※再起動終了まで、約数十秒掛かります。再起動中は電源を切らないでください。
※IP機能設定後は、電源をOFFにて再度立ち上げた際、自動でIP接続を行います。
※インターネット設定をOFFにしたい場合は、同一のWi-Fiエリア内(IP機能を設定した無線ルーター)にて、Wi-Fi設定画面で[Internet Wi-Fi]をOFFにして保存するか、本体背面のデフォルトボタンをご利用いただく必要がございます。同一Wi-Fiエリア内にて操作を行う場合は、IP機能設定に使用した無線LANルーター(Wi-Fiルーター)とご利用端末をWi-Fi接続してください。
「インターネットはサポートしません」の文言が出た場合は、アプリケーションを再立ち上げして、同じ操作をお試しください。
遠隔地からインターネット設定をOFFにする事は出来ません。設定を行う際は、必ず同一のWi-Fiエリア内にて作業を行ってください。
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