PMC-5Sの詳細
PMC-5Sは、情報機器を多く手掛けるサンメカトロニクス社製のWi-Fi機能搭載レコーダー&小型カメラセットです。
液晶モニターは非搭載ながらも、スマートフォンやタブレット端末にて映像の確認や各種設定の変更が可能となっているので、より時代に合った進化を遂げています。
同じくフルHD録画に対応している機種には、[PoliceBook70Sセット]や[PoliceBook3500Sセット]などのポリスブックシリーズがありますが、本製品は液晶モニターを非搭載とする事で長時間駆動を実現。
より長時間の駆動をさせたい方に非常にお勧めです。
また、付属している専用カメラは最低照度が0.1Lux。比較的薄暗い暗所にも対応となります。
ポリスブックシリーズと比較すると、コストパフォーマンスも注目すべき魅力の一つです。
カメラの撮影能力・バッテリー駆動時間、コストパフォーマンスなど様々な魅力が詰まり、使い方次第ではこれまで対応が難しかった状況下でも活躍が期待できる製品となっています。
※現行のスマートフォンでの動作を確認しておりますが、全てのスマートフォンに対応しているわけではございません。
※設定の変更を行う場合は、専用のアプリケーションをお使いいただく必要があります。
※2016年11月追記
レコーダー側のカメラ入力端子部周辺の外観が変更となっています。
入力端子部周辺にカバーが取付けられている形となります。該当部を取り外す事は出来ません。
本体上側面
本体の上側面です。
電源/Wi-Fi起動ボタン、録画オンオフボタン、microSDカードスロットがあります。
microSDカードは32GBまで対応。
予め各種設定を行う事で、専用アプリケーションを使う事なく録画が可能です。
※本体の録画ボタンでは連続録画のみ可能となります。
本体左側面
本体の左側面です。
DC5Vジャック、リセットボタン、USB端子があります。
動作が安定しない、フリーズするなどした場合、先の細いクリップなどでリセットボタンを押してください。
強制的に動作をリセットさせる事が出来ます。
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本体右側面
本体の右側面です。
専用カメラ(PMC-2)の入力部と動作指示LEDを搭載。
動作指示LEDにより、動作状況を確認する事が可能です。
青色LED点灯時は、電源ONで待機状態。
赤色LED点灯時は、録画中。
オレンジLED点滅時はWi-Fi起動時、正常に接続されると点灯します。
緑色LED点灯時は、充電中となっています。(充電完了時は消灯します。)
※専用カメラ以外の取り付けは出来ません。
本体下側面
本体の左側面です。
有線リモコン接続ジャックと初期化ボタンを搭載。
初期化ボタンは専用アプリケーションで設定された内容が初期化されます。
変更したSSIDの名前やパスワードが分からなくなった場合などに、お使いいただけます。
本体バッテリー
本体バッテリーです。
付属バッテリーを使用して約4時間の連続駆動が可能です。
オプションの大容量バッテリー[BA-70L]を使用すれば、約8時間の長時間駆動を行う事が出来ます。
充電に掛かる時間は、付属バッテリーが約4時間、大容量バッテリー[BA-70L]が約8時間となります。
オプションの専用充電器[ChargerD2]を使用すれば、より効率的に充電が可能です。
※撮影状況によりバッテリー駆動時間は異なります。
有線リモコン
本製品には有線リモコンが付属します。
レコーダー本体を触る事なく録画のオン・オフが可能となりますので、機材を身につけての潜入撮影などで活躍します。
カメラ部(PMC-2)
カメラ部のレンズ下には音声マイクが搭載。
カメラは専用カメラとなる為、本製品以外にはお使いになる事が出来ません。
カメラケーブルは約140cmと比較的長く設定されています。
※ケーブルを延長する事は出来ません。
付属レンズカバー
大中小の3種類のボタンレンズカバーと、銀色と黒色の2種類のネジレンズカバーが付属しています。
お使いになる環境や撮影方法など、状況に応じてレンズカバーを変更する事で撮影の幅が広がります。
レンズカバーは単体で購入可能です。
[SVR-41Nレンズカバーキット]
※ネジ類のレンズカバーを取り付けた場合、ボタン類のレンズカバーよりもケラレが多く発生する場合がございます。
ボタン型レンズカバー装着
ボタン型レンズカバーを装着した図です。
写真は、小のボタン型レンズカバーですが、他にもサイズの異なる、大・中のボタン型レンズカバーがあります。
黒色ネジ型レンズカバー装着
黒色のネジ型レンズカバーを装着した図です。
ネジ型のレンズカバーは黒色の他、銀色のネジ型レンズカバーがあります。
ネジ類のレンズカバーを取り付けた場合、ボタン類のレンズカバーよりもケラレが多く発生する場合がありますので、ご使用になる場合は、注意が必要です。
加工用ブラケット
付属している加工用ブラケットです。
凸部がある方がカメラ側となります。
カメラに装着後、設置面に両面テープを貼って固定します。
フラットな形状をしている為、取り付ける場所に制限はありますが、ボタン型やネジ型のレンズカバーでは難しかった場所への設置も可能となってきます。
加工用ブラケットは単体で購入可能です。
[BRK-PMC2]
※カメラを何かに組み込む際は、放熱をしっかりと行ってください。
※加工につきましては、本機または設置場所に関わらず、お客様の責任において行ってください。
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録画時間目安
PMC-5Sの録画時間(バッテリー)の目安です。1ファイルは10分毎に区切られます。
※60分の駆動時間とすると、ファイルが6つできる事となります。ファイルは区切られますが、録画を止めるワケではありません。
- |
1080p / 30fps(Wi-Fiオン) |
1080p / 30fps(Wi-Fiオフ) |
PMC-5S + BA-70(標準バッテリー) |
4時間 |
4時間50分 |
※目安の録画時間となります。撮影対象、撮影環境により録画時間は変化する事があります。
目安としてお考えください。
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寸法図

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PMC-5Sのサンプル動画
PMC-5Sのサンプル映像です。
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Wi-Fi機能詳細
Wi-Fi機能を使用する事で、ライブビューや各種設定、録画のオン・オフなど、様々な操作を行う事が可能となります。
液晶モニターが搭載されていない本機種では、Wi-Fiを使用する本機能は、細かい設定や操作を行う上で必須となります。
専用アプリケーション[PV Cam Viewer]を使用して各種操作を行います。
※本機のWi-Fi機能はインターネット経由での操作を可能とするものではございません。
本機とスマートフォンを直接通信させるものとなります。(メーカー公表通信距離 約5〜6m)
※お使いの端末のOSによって、表示のされ方が異なります。
※お使いの端末やOSによっては、映像や操作に遅延が出る場合がございます。
各種設定メニュー
本体の各種設定メニューになります。
解像度やフレームレート、日時設定など主な項目を設定・変更する事が可能です。
パスワードの変更やSSIDの表示設定なども行えます。SSIDを非表示にする事で端末側にデバイスが表示されなくなりますが、接続する場合、手動にてデバイスIDを入力する必要がありますので、ご注意ください。
録画解像度及びフレームレートは本体側では設定できませんので、専用アプリケーションがインストールされたの端末側にて行ってください。
※画像は同一アプリケーションを採用している[PC-300W]のものです。
※SSIDを非表示にして本機のデバイスIDを忘れてしまった場合は、設定をリセットする必要があります。
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日時設定メニュー
日時の設定メニューです。
本機側でもテキストファイルを使用する事で日時変更が可能ですが、専用アプリケーションを使用する事で、楽に設定する事が可能となりました。
また、表示自体がON/OFFできる事で、これまで使用できなかった映像製作の分野などでの活躍も期待できます。
※画像は同一アプリケーションを採用している[PC-300W]のものです。
※本機側の設定ではタイムスタンプをOFFにする事ができません。
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デバイス管理画面
デバイスの管理画面です。
Wi-Fi接続後に確認いただく事で、正常接続を確認する事ができます。
※画像は同一アプリケーションを採用している[PC-300W]のものです。
※端末側(スマートフォン)で本機が認識されていない場合、デバイス管理画面には何も表示されません。また、一度、認識した後に接続を切断した場合、アイコンは残りますが、アイコンの色がグレーに変化し選択できなくなります。
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プレビューモード
プレビューモードでは標準録画モード(連続録画)や動体検知録画モードの選択、セットアップ項目で上書き機能のON・OFF、静止画キャプチャーなどが可能です。
画面の内の[REC]をタッチする事で録画スタートとなります。
※画像は同一アプリケーションを採用している[PC-300W]のものです。
※ライブビューや操作レスポンスなど、確認する端末によって、見え方が異なる場合があります。
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各種データの確認・バックアップ
スマートフォンなどを使って記録データを確認する事が可能です。
確認したいデータを選択してダウンロードを行ってください。ダウンロードされた動画はバックアップに表示されます。
バックアップに表示されたデータをスマートフォン側に落とすには、さらにセーブ作業が必要となります。
※スマートフォンの機種によっては[セーブする]項目が表示されない場合があります。
その場合はダウンロードされた段階でスマートフォン側に保存されています。
※データをセーブする際、本機側で任意の保存先を選択する事は出来ません。
※画像は同一アプリケーションを採用している[PC-300W]のものです。
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